[副]
1 柔らかくふくらんださま。「ふわりと仕上がったパン」
2 軽く浮きただよっているさま。また、軽々と飛ぶさま。「ふわりと飛び上がる」
3 軽くやわらかい物をそっと何かの上に覆うさま。「コートをふわりと羽織る」
出典:青空文庫
・・・ように表紙を開いて、ふわりと空へ上りましたが、しばらくテエブルの上・・・ 芥川竜之介「魔術 」
・・・んでいる河岸の空からふわりと来て、青光りのする翅と翅とがもつれ合っ・・・ 芥川竜之介「妖婆 」
・・・どうしてもふわりと浮き上らなければ水を呑ませられてしまうのです。 ・・・ 有島武郎「溺れかけた兄妹 」