《古くは「へんし」》ちょっとの間。わずかな時間。かたとき。「—も心が休まらない」

  1. 仏語。阿弥陀仏の本願に疑いをいだきながら極楽往生を願った者の生まれる所。極楽浄土の辺界の地。

  1. 中央から遠く離れた土地。インド・中国から見た日本など。

    1. 無比誓願をおこして、—の異域に侍り」〈平家・一〇〉

[名](スル)
  1. 呼びかけに対して答える言葉。答え。返答。「大きな声で—する」

  1. 返答手紙返信返書。「諾否の—が届く」

[用法]返事・[用法]返答——「速やかに誠意のある返事(返答)を期待する」ではともに用いられる。◇「返事」は呼びかけや問いかけに対する答えから、手紙質問依頼招待などへの答えまで広く用いられる。「気のない返事」「返事はすぐ書いた方がいい」「読者質問に返事を出す」◇「返答」は、特に質問要求などに対する答えで、改まった感じが強い。「返答につまる」「あいまいな返答では納得できない」◇類似の語に「回答」がある。「回答」は公的質問要求などに対して文書または口頭正式に答えること。「アンケートに回答する」「会社側の回答には不満だ」

ふつうでない出来事。思いがけない事件異変。「—が起こる」

[名](スル)順序を追って編集すること。また、編集されたものの順序
  • 「窩蘊 (ウオーウン) これを—せしに、十年余を歴 (へ) たり」〈中村訳・西国立志編

環状遺跡。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。