ほっしんせっぽう【法身説法】
仏語。真理としての法そのものが説法しているということ。密教で、大日如来が法身のままで説法すること。また、その説法。
ほっしんチフス【発疹チフス】
リケッチアの一種プロワツェキイがシラミの媒介により感染して起こる感染症。10〜14日間の潜伏期ののち発症し、高熱や全身に細かな発疹が出て、意識混濁・うわごとなどの脳症状を示す。感染症予防法の4類感染症の一。かつてヨーロッパでは戦争や飢饉 (ききん) 時に流行をみることが多かった。はっしんチフス。
ほっしんねつ【発疹熱】
リケッチアの一種チフイが感染して起こる感染症。ネズミのノミが媒介する。発疹チフスに似て発熱・発疹がみられるが、症状は軽い。はっしんねつ。
出典:青空文庫
・・・もう今日という今日は発心切った。あの醜婦どもどうするものか。見な・・・ 泉鏡花「外科室」
・・・も無かろう、けれども発心をしたように頭髪をすっぺりと剃附けた青道・・・ 泉鏡花「朱日記」
・・・おなじ発心をしたにしても、これが鰌だと引導を渡す処だが、これじゃ・・・ 泉鏡花「古狢」