[動ラ五(四)]《「ほうる」の音変化》
  1. 捨ててそのままにする。「やりかけで―・っておく」「うわさなんて―・っておけ」

  1. 投げる。

    1. 「やら腹立ちに門口へ―・れば」〈浄・歌祭文

[動ラ五(四)]《「掘る」と同語源》
  1. 木・石・金属などに文字や模様・絵などを刻み込む。また、木や石などを削って像を作る。彫刻する。「墓碑に名前を―・る」「仏像を―・る」

  1. 入れ墨をする。「背中に倶梨伽羅 (くりから) を―・る」

[可能]ほれる
[動ラ下二]ほ(惚)れる」の文語形。
[動ラ五(四)]
  1. 地面に穴をあける。「トンネルを―・る」「井戸を―・る」

  1. 地面に埋まっているものを取り出す。「芋を―・る」

[可能]ほれる
[動ラ下二]ほ(掘)れる」の文語形。
[動ラ四]願い望む。ほしがる。欲する。
  • 「夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてそ我 (あ) が来る妹が目を―・り」〈・三五八九〉

出典:青空文庫