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保呂羽 (ほろば) 」の略。

「—の風切 (かざぎり) 矧 (は) いだる矢負はせて」〈平家・四〉

  1. (幌)風雨日光・ほこりなどを防ぐために車にかけるおおい。「荷台に—をかける」

  1. 母衣蚊帳 (ほろがや) に用いる布。

  1. (母衣)鎧 (よろい) の背につけて流れ矢を防ぎ、また存在を示す標識にした幅の広い布。平安末期には大形になって装飾化し、室町時代からは中に竹かごを入れて袋状にするのが例となった。

[副]

  1. 涙の落ちるさま。ほろり。

    1. 「—と泣いたる可愛さ」〈浄・女護島

  1. キジ・ホトトギスなどの鳴く声を表す語。ほろろ。

    1. 「いづれ山路のほととぎす、—と鳴いたをいついつ忘れう」〈浄・吉野忠信〉

[接頭]名詞や形容詞に付いて、少し、なんとなく、などの意を表す。「—酔い」「—にがい」

出典:gooニュース

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