[名]
  1. 書籍書物。「—を読む」「—の虫」「美術の—」

  1. 脚本台本。「—読み」

  1. 模範とすべきもの。手本。「手習いの—とする」「行儀作法の—になる」

  1. もととなるもの。主となるもの。根本。また、本分。「学業を—とする」

  1. 本当であること。真実。

    1. 冗談ではなし、—の事」〈露伴・一刹那〉

[接頭]名詞に付く。
  1. 今、現に問題にしているもの、当面のものであることを表す。この。「—議案」「—大会」

  1. それがいま話している自分にかかわるものであることを表す。「—大臣としては」

  1. きょうの。本日の。「—未明

[接尾]助数詞。漢語数詞に付く。上に来る語によっては「ぼん」「ぽん」となる。
  1. 長い物、細長い棒状のものなどを数えるのに用いる。「鉛筆五—」「二—の道路

  1. 剣道柔道などで、技 (わざ) の数を数えるのに用いる。「二—を先取する」

  1. 映画作品の数を数えるのに用いる。「主演作五—」

[名]
  1. 古代中国で、官人に与えられていた位階

  1. 日本で、親王内親王に与えられた位階。一品から四品まであり、無位の者は無品 (むほん) とよばれた。品位 (ほんい) 。

  1. 日本で、位階異称

[接尾]上に来る語によっては「ぼん」「ぽん」となる。
  1. 仏教で、極楽往生する者の能力や性質などを等級に分ける語。上中下に分け、さらに、それぞれを上中下に分ける。→九品 (くほん) 

  1. 仏典の中の編や章に当たるもの。「方便—」

音の大きさ、特に、騒音の大きさの単位。人間の耳で聞きうる最小限の音を零ホンとし、最大可聴音を130ホンとする。→フォン

[補説]計量法改正により、平成9年(1997)以降騒音単位国際単位系デシベル統一された。

〈反〉⇒はん

〈叛〉⇒はん

ひん

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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2023年11月