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辞書
1 五十音図マ行の第1音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[a]とから成る音節。[ma]
2 平仮名「ま」は「末」の草体から。片仮名「マ」は「万」と「末」との初2画の混合からできたものといわれる。
め。多く、複合語として用いる。「—のあたり」「—つげ」「—なじり」「—なざし」「—なかい」
1 うそいつわりのない、本当の、などの意を表す。「—人間」「—正直」
2 純粋である、まじりけがない、などの意を表す。「—水」「—新しい」
3 正確にその状態にある意を表す。「—北」「—下」「—四角」
4 動植物の名に付いて、その種の中での代表的なもの、標準的なものである意を表す。「—いわし」「—がも」「—竹」
5 りっぱな、美しい、などの意を表す。「—玉」「—杭 (ぐい) 」
うま。
「青の—放れば取りつなげ」〈催馬楽・青馬〉
1 物が並んでいるときの空間。あいだ。あい。すきま。「車と車との—を置く」
2 家のひと区切りをなしている部屋。「次の—に控える」
3 畳の大きさを表す名称。「京—」「江戸—」
4 連続している事と事のあいだの時間。ひま。いとま。「食事をする—もない」
5 話の中に適当にとる無言の時間。「話は—が大切だ」
6 邦楽・舞踊・演劇などで、拍と拍、動作と動作、せりふとせりふなどのあいだの時間的間隔。転じて、リズムやテンポの意に用いる。「—をとる」「—を外す」
7 ちょうどよい折。しおどき。ころあい。機会。「—を見計らう」
8 その場のようす。その場のぐあい。
9 家などの柱と柱との間。けん。
「我は南の隅の—より格子叩きののしりて入りぬ」〈源・空蝉〉
1 部屋の数を数えるのに用いる。「六畳と四畳半の二 (ふた) —」
2 柱と柱のあいだを単位として数えるのに用いる。
「勢多の橋をひと—ばかりこぼちて」〈更級〉
3 建物や部屋の広さをいうのに用いる。2をもとにして、縦一間 (ひとま) ・横一間の広さを一間 (ひとま) とする。
「六—の客殿へ跳り出で」〈太平記・一〉
4 障子の桟 (さん) で囲まれた一区切りなど、一定の区切られた空間を数えるのに用いる。
「明かり障子の破ればかりを…なほ一—づつ張られけるを」〈徒然・一八四〉
《「魔羅 (まら) 」の略》
1 仏教で、魔王。欲界第六天を支配する王。転じて、その仕業としての、悟りの妨げとなる煩悩 (ぼんのう) ・疑惑・懈怠 (けだい) などのさわり。
2 人の心を迷わし、悪に引き入れる悪霊。悪魔。「—を払う」
3 悪い事がたびたび起こること。「—の踏切」「好事—多し」
4 異常なほど、ある物事に執着する人。「電話—」「収集—」
⇒ば
出典:デジタル大辞泉(小学館)
真に受ける
言葉どおりに受け取る。「冗談を—・ける」
間がいい
折がいい。いいタイミングである。運がいい。「ここで会えるとは—・いね」
間が抜ける
1 調子が外れる。拍子抜けする。「—・けた音楽」 2 大事なことが抜け落ちている。「—・けた話」
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