
7 相撲で、幕内。「—下」
[動カ五(四)]
1 物のまわりに、ゆるみのないようにからみつける。「包帯を—・く」「グリップにテープを—・く」
2 長い物・平らな物を、その一端を軸にするように丸める。「反物を—・く」「紙を筒状に—・く」
3 渦巻き状にする。また、渦巻き状になる。「蛇がとぐろを—・く」「朝顔のつるが—・く」
4 ねじ・ぜんまいなどをねじり回して締める。「ぜんまいを—・く」「竜頭を—・く」
5 物を、それについている綱や鎖を軸にからませて、持ち上げる。「錨 (いかり) を—・く」
6 まわりを取り囲む。包み込む。「煙に—・かれる」
11 (「管 (くだ) をまく」の形で)酒に酔って、とりとめのないこと、不平などを繰り返し言う。「飲んではくだを—・いてばかりいる」
出典:青空文庫
・・・には、ふと不快な種を蒔く事になった。これは恐らく、彼の満足が、暗・・・ 芥川竜之介「或日の大石内蔵助」
・・・埃風も、コオトの裾を巻くかと思うと、たちまち春が返ったような暖い・・・ 芥川竜之介「葱」
・・・ずれば、愈夫人を汚さまく思い、反ってまた、夫人を汚さまく思えば、・・・ 芥川竜之介「るしへる」