サルの古名。多く「勝 (まさ) る」に掛けていう。

「大和なる姿の池にうきざるの―を君が影をこそ見れ」〈相如集〉

[動ラ五(四)]《「増さる」と同語源》
  1. 他と比べて価値や能力などが上である。すぐれる。ひいでる。「実力において―・る」「これに―・る喜びはない」

  1. 他のものよりも程度が上である。「聞きしに―・る美しさ」

  1. 身分・地位などが上である。

    1. 「先だちてより言ひける男は官―・りて」〈平中・一〉

[動ラ五(四)]数量や程度などがしだいに多くなる。ふえる。「川の水かさが―・る」

出典:青空文庫