《「まっかく」の音変化》古代、冠のへりに紅の絹で鉢巻きをして後ろで結んだもの。下級武官が用いた。もこう。

最後の項。終わりの条項

シキミの葉・皮を粉末にして作った香。仏前焼香に用いる。古くはジンコウセンダンとの粉末

《「まっかく抹額)」の音変化で「真っ向」は当て字か》

  1. ま正面。「—から打ちかかる」

  1. 額のまん中。「刀を—に振りかざす」

  1. (「真っ甲」とも書く)兜 (かぶと) の鉢の正面。

    1. 「甲 (かぶと) の—打ち割られ」〈平家・一一〉

[副]まさしくこのよう。まったくこう。
  • 「此の画を—かかうとて」〈四河入海・一二〉
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