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辞書
1 人々がまるく居並ぶこと。車座 (くるまざ) になること。
「心協 (あ) う同志安らかに—して食う甘さ」〈露伴・風流仏〉
2 1か所に集まり会すること。特に親しい者どうしが集まって楽しむこと。団欒 (だんらん) 。
「三人の—して杯を取り遣りする様子」〈鉄腸・花間鶯〉
まどうこと。まよい。「心の—を振り払う」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
まどいばし【惑い箸】
嫌い箸の一。食事の際、どのおかずをとろうかと、箸をあちこちに向けること。迷い箸。
まどいもの【惑ひ者】
1 落ち着き所のない者。浮浪人。「君の御出家候ひなば、御内 (みうち) の上下、皆—になりなんず」〈平家・二〉 2 人の道から外れた者。「古今、あまたの—、或いは傾城 (けいせい) を刺し殺して」〈仮・浮世物語・一〉
出典:青空文庫
・・・夜風が、さらさらと辻惑いに吹迷って、卯の花を乱すばかり、颯と、そ・・・ 泉鏡花「開扉一妖帖」
・・・苔に惑い、露に辷って、樹島がやや慌しかったのは、余り身軽に和尚ど・・・ 泉鏡花「夫人利生記」
・・・にひとり超然として、惑いも迷いもせず、朝の最初の競走から1の番号・・・ 織田作之助「競馬」
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惑い
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