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まほ とは？ 意味・読み方・使い方

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ま‐ほ【真帆】
の解説

《「まぼ」とも》追い風を全面に受けて十分に張った帆。→片帆 (かたほ) 

ま‐ほ【真▽秀／真▽面】
の解説

［名・形動ナリ］

  1. １ よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏 (かたほ) 。

    1. 「しなてるや鳰 (にほ) の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源・早蕨〉

  1. ２ 正面から向きあうこと。また、そのさま。

    1. 「いとほしとおぼせば、—にも向かひ給はず」〈源・初音〉

  1. ３ 正式であること。また、そのさま。

    1. 「—のくはしき日記にはあらず」〈源・絵合〉

  1. ４ 直接であること。また、そのさま。うちつけ。

    1. 「さすがに—にはあらで、そそのかしきこえて」〈源・真木柱〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

まほ の例文(7)

出典：青空文庫

  • ･･･煤煙たなびき、沖には真帆片帆白く、房総の陸地鮮やかに見ゆ、射す日･･･ 国木田独歩「おとずれ」

  • ･･･鶴見崎のあたり真帆片帆白し。川口の洲には千鳥飛べり。源叔父は五人･･･ 国木田独歩「源おじ」

  • ･･･の一地点に乞食坊主の真秀が放火したのである。しかし、それはもちろ･･･ 寺田寅彦「函館の大火について」

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2025/02/03 07:00

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