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  1. 数の名。二つの次、四つの前の数。さん。みっつ。

  1. 3歳。

    1. ㋐物の順序で、3番目。

    2. ㋑昔の時刻で、一刻を四等分した第三。「丑—」

古代難波 (なにわ) の港。官船の船着場として尊んでいう。難波の御津。

「葦が散る難波の—に大舟にま櫂 (かい) しじ貫き」〈・四三三一〉

  1. 植物が分泌する甘味のある液。「花の—」

  1. 蜂蜜 (はちみつ) のこと。

  1. 糖蜜 (とうみつ) のこと。

《「三つ」から》相撲のまわしで、腰に巻いた部分と縦に股下をおおう部分とが交差する所。三つ結い。また、まわし・締め込みと同義にも用いる。「前—」「たて—」

[動タ五(四)](打消しの語を伴って用いる)ある基準数量まで達する。「定員に—・たない」「10歳に—・たない子」「意に—・たない」
[動タ上二]みちる」の文語形。
[動タ下二]
  1. いっぱいにする。満たす。

    1. 「玉敷かず君が悔いて言ふ堀江には玉敷き—・てて継ぎて通はむ」〈・四〇五七〉

  1. 望みなどをかなえる。満足させる。

    1. 「その本尊、願ひ—・て給ふべくはこそ尊からめ」〈東屋

  1. 決められた時期に達する。一定の期間を終える。

    1. 「重き物忌みも既に—・てぬ」〈読・雨月・吉備津の釜〉

[補説]は中世以降、「耳にみつる物は鳴り下る雷 (いかづち) の音」〈盛衰記・七〉のように上二段にも活用し、更に上二段活用は上一段活用「みちる」に変化し、現在にいたる。または、下一段化せずに衰え、かわって「みたす」が用いられるようになった。

[名・形動]

  1. すきまがないこと。ぎっしりと詰まっていること。また、そのさま。「人口が—だ」「網の目を—にする」⇔疎 (そ) 

  1. 関係が深いこと。親しいこと。また、そのさま。「—な間柄」「連絡を—にする」

  1. きめこまかいこと。細部にわたって行き届いていること。また、そのさま。綿密。「—な計画」「—に調べ上げる」

  1. こっそりと人に知られないようにすること。また、そのさま。ひそか。秘密。「謀 (はかりごと) は—なるをもってよしとす」

  1. 密教」の略。

    1. 「顕に付け、—に付け、その悟りたやすからず」〈浄・大原問答〉

出典:青空文庫

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