アンケートに答えて、dポイントをゲットしよう
辞書
1 気がつかないうちに授かっている神仏の加護・恩恵。また、思いがけない幸せ。冥助 (みょうじょ) 。冥利 (みょうり) 。「—を願う」「命—」
2 神仏の加護・恩恵に対するお礼。
「薬代を—のためにつかはしたし」〈浮・永代蔵・六〉
3 「冥加金」の略。
「この銀を…改めて尼御へ布施、せめて娘が—ぢゃわいのう」〈浄・歌祭文〉
《「めが(芽香)」の音変化という。「茗荷」は当て字》
1 ショウガ科の多年草。地下茎が横に伸び、地上茎は高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞 (ほう) が2列に重なって卵状の花穂をつけ、苞の間から淡黄色の3弁花を出す。全体に特有の香りがあり、茗荷の子とよぶ花穂や若芽を食用にし、栽培される。熱帯アジアの原産。めが。《季 子=夏 花=秋》「日は宙にしづかなるもの—の子/林火」
2 紋所の名。ミョウガの芽や花を図案化したもの。
3 おろかな人。1をたくさん食べると物忘れするという俗説からいう。
「大門を這入 (はひ) る—に出る生姜」〈柳多留・一二二〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
冥加無し
1 神仏の冥加を受けられない。神仏に見放されている。「兄に向かって弓引かん事、—・きにあらずや」〈古活字本保元・中〉 2 《「冥加なり」を強めた言い方として》冥加に余るさま。かたじけない。もったいない。「さやうに—・き事、何とてか申すぞ」〈伽・文正〉
冥加に余る
冥加が身に過ぎてありがたい。分に過ぎてもったいない。冥加に尽きる。「—・るもてなし」
冥加に尽きる
1 神仏の加護から見放される。「—・きる悪事の数々」 2 「冥加に余る」に同じ。
もっと調べる
出典:青空文庫
・・・「兵衛――兵衛は冥加な奴でござる。」――甚太夫は口惜しそうに呟い・・・ 芥川竜之介「或敵打の話」
・・・垣の根にはひとむらの茗荷の力なくのびてる中に、茗荷茸の花が血の気・・・ 伊藤左千夫「紅黄録」
・・・屋として浅草誓願寺前茗荷屋九兵衛の名が見える。みょうが屋の商牌は・・・ 内田魯庵「淡島椿岳」
茗荷
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
過去の検索ランキングを見る