目の色。目つき。眼光。

「せつなく訴える—は濡れかがやいていた」〈康成・千羽鶴〉

  1. 迷いやすい道。入り込むと迷って出られなくなるような道。「—に踏み込む」

  1. 1を図形化した遊び。

  1. 内耳骨迷路とその中にある膜迷路のこと。

[補説]作品名別項。→迷路

須弥山 (しゅみせん) 」に同じ。

「—八万の頂よりなほ高き父の恩」〈平家・二〉

冥土 (めいど) 」に同じ。

「—昏々たり、われを弔ふ人なし」〈謡・海人

原題(フランス)Le Labyrinthe》フランスの劇作家アラバル戯曲。1961年執筆、1967年初演。
有島武郎の長編小説。米国滞在中の自身の精神的彷徨を素材とする。大正5年(1916)から大正7年(1918)にかけて「首途」「迷路」「暁闇」の三部作として発表改稿を経て、大正7年6月に刊行
野上弥生子の長編小説。昭和10年(1935)から終戦までを、ある転向者の青年を主人公に描いた大河小説。昭和11年(1936)に「黒い行列」、昭和12年(1937)に「迷路」として「中央公論」誌に連載。その後、改稿し「迷路」第一部、第二部として昭和23年(1948)刊行。第三部から第六部を昭和24年(1949)から昭和31年(1956)にかけて、「世界」誌に連載昭和27年(1952)から昭和31年(1956)にかけて刊行昭和32年(1957)、第9回読売文学賞小説賞受賞。

出典:青空文庫

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2023年12月