もくせいがたわくせい【木星型惑星】
太陽系の8惑星のうち、木星・土星の2星。コアの外側に金属水素があり、その外側を水素などのガスが取り巻く天体。地球型惑星と比べて半径・質量が大きく、平均密度・自転周期が比較的小さく、環をもっている。大惑星。巨大ガス惑星。ガスジャイアント。→地球型惑星 →天王星型惑星 [補説]かつては天王星・海王星も同じ分類であったが、惑星探査の結果、木星・土星とは組成が異なるとされ、天王星型惑星に分類されるようになった。
もくせいそう【木犀草】
モクセイソウ科の一年草。茎は伸びると横に倒れ、先が上を向く。葉はへら形。夏、緑がかった白色の芳香のある小花を穂状につける。北アフリカの原産で、日本には江戸時代に渡来。においレセダ。
もくせいおうだんしょうわくせい【木星横断小惑星】
公転軌道が木星の軌道と交差する小惑星の総称。近日点と遠日点が木星の軌道よりそれぞれ内側と外側にあるものを指す。
出典:青空文庫
・・・りと湿った森の大気は木精のささやきも聞えそうな言いがたいしずけさ・・・ 芥川竜之介「日光小品」
・・・……この木製の蛇が、僕の手練に依って、不可思議なる種々の運動を起・・・ 泉鏡花「露肆」
・・・銃の音は木精のように続いて鳴り渡った。 その中女学生の方が先へ逆・・・ 著:オイレンベルクヘルベルト 訳:森鴎外「女の決闘」