もろいとは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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もろ・い【^×脆い】
の解説

［形］［文］もろ・し［ク］

１もとの形や状態がくずれやすい。こわれやすい。「—・い壁」

２持ちこたえる力が弱い。はかない。「自信は—・くも崩れさった」「—・い友情」

３感情に動かされやすい。「情に—・い」「涙—・い」

[派生]もろさ［名］

モロイ【(フランス)Molloy】
の解説

ベケットの長編小説。1951年刊。続く「マロウンは死ぬ」（1951年刊）、「名づけえぬもの」（1953年刊）とともに3部作をなす。ヌーボーロマンの先駆的作品。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

もろいの例文(12)

出典：青空文庫

･･･豪傑じみていても情に脆い日錚和尚の腹だったのでしょう。和尚は説教･･･芥川竜之介「捨児」
･･･問題の九四歩突きも、脆い負け方をしてみれば、結局は子供だましにな･･･織田作之助「勝負師」
･･･近づいてゆく十一月の脆い陽ざしは、しかし、彼が床を出て一時間とは･･･梶井基次郎「冬の日」

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