やなせたかし
[1919〜2013]漫画家・絵本作家。東京の生まれ。本名、柳瀬嵩 (たかし) 。漫画や子供向けの挿絵・絵本などで着実な評価を得る。のち、「アンパンマン」シリーズが人気を集め、テレビアニメ化・映画化される。キャラクターデザインや「手のひらを太陽に」の作詞でも知られる。
やなせまさむ【柳瀬正夢】
[1900〜1945]洋画家。愛媛の生まれ。本名、正六。前衛芸術のグループ「マヴォ」を結成。のちプロレタリア美術運動に参加し、労働運動のポスター、政治風刺漫画などを描いた。
やなせなおき【柳瀬尚紀】
[1943〜2016]英文学者・翻訳家。北海道の生まれ。キャロルの「不思議の国のアリス」のほか、実験的な文体で知られるジョイスの「フィネガンズウェイク」など、多くの翻訳を手がけた。
出典:青空文庫
・・・その後富士司の御鷹は柳瀬清八の掛りとなりしに、一時病み鳥となりし・・・ 芥川竜之介「三右衛門の罪」
・・・「――柳瀬が出ていた筈だ……」「私は元来美術家同盟では知らない人・・・ 宮本百合子「刻々」
・・・従弟とかというもの=柳瀬正夢の漫画の人物、所謂アミーになろうとは・・・ 宮本百合子「ゴルフ・パンツははいていまい」