《「いめ」の音変化》

  1. 睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。「怖い夢を見る」「正 (まさ) 夢」

  1. 将来実現させたいと思っている事柄。「政治家になるのが夢だ」「少年のころの夢がかなう」

  1. 現実からはなれた空想や楽しい考え。「成功すれば億万長者も夢ではない」「夢多い少女」

  1. 心の迷い。「彼は母の死で夢からさめた」

  1. はかないこと。たよりにならないこと。「夢の世の中」「人生は夢だ」→夢に夢にも

[補説] 
2016年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」キャンペーンでの「夢」への投稿から選ばれた優秀作品。

◆子供のときは無限大にあるが、大人になるにつれて少なくなっていくもの。
ももさん

◆昔は宇宙飛行士。今はユーチューバー。
Red Guitarさん

◆年末ジャンボ宝くじ一等前後賞つき!
五十嵐美雪さん

◆あなた(You (ゆ) )と、わたし(Me (め) )で叶えるもの。
dugoutさん

◆見るのは簡単だが、叶えるのは大層難しいもの。
ひろしさん

◆子供と自分の成長、成長した子供と晩酌。
灰猫ハイネさん

◆現実に疲れたときに見るもの。
カズハさん
[副]3が原義》
  1. (あとに禁止を表す語を伴って)決して。必ず。「ゆめ油断するな」

  1. (あとに打消しの語を伴って)少しも。夢にも。「ここで会えるとはゆめ思わなかった」

  1. つとめて。気をつけて。

    1. 「向つ峰 (を) に立てる桃の木成らめやと人そささやく汝が心―」〈・一三五六〉

[補説]潔斎する意の動詞「斎 (ゆ) む」の命令形からとされていたが、その「め」は上代特殊仮名遣では甲類の音である。しかし、乙類の仮名が用いられていて、疑問が残る。別に、物事を忌み謹んだ目で見よの意の「忌眼」であるとする説もある。平安時代以降、「夢」と混同して2の意があらわれた。「努」「努力」「勤」などと当てて書くこともある。

出典:gooニュース

出典:青空文庫