1. ㋐ユリ科ユリ属の多年草の総称温帯中心分布し、カノコユリオニユリヤマユリテッポウユリスカシユリなど、園芸用に栽培されるものも多い。鱗茎 (りんけい) 食用になるものもある。葉は線形などで平行脈が走る。夏、白・黄・橙色などの大形の6弁花を開く。リリー。 夏》「隠れ家のものものしさよ—の花/子規

    2. ㋑ユリ科に分類される単子葉植物総称。世界中に約650種が分布。主に草本で、球茎をもつ。花被は内外3枚ずつあり、いわゆる萼 (がく) はない。ユリ属のほかカタクリチューリップアマナなどの属も含まれる。

  1. 襲 (かさね) の色目の名。表は赤、裏は朽葉 (くちば) 色。夏に用いる。

後刻。後日。

「我妹子 (わぎもこ) が家の垣内 (かきつ) のさ百合花—と言へるは否と言ふに似る」〈・一五〇三〉

  1. ゆれること。また、ゆらすこと。ゆれ。

  1. 巫女 (みこ) が死霊の口寄せをするとき、弓で打ち鳴らす具。

  1. 邦楽で、声または楽器の音をゆらすこと。また、その技法前者では声明 (しょうみょう) ・謡曲・浄瑠璃など、後者では篳篥 (ひちりき) ・笛・尺八などにみられる。

[格助]《上代語》名詞・活用語の連体形に付く。動作作用起点を表す。…から。→より
  • 「かしこきや命 (みこと) 被 (かがふ) り明日—や草 (かえ) が共 (むた) (=カヤトトモニ)寝む妹 (いむ) なしにして」〈・四三二一〉

出典:gooニュース

出典:青空文庫

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2023年12月