悪性の腫 (は) れ物。癰は浅く大きく、疽は深く狭いをいう。
ようそか【沃素価】
油脂100グラムに吸収されるハロゲンの量を、沃素のグラム数に換算して表した値。値が大きいほど不飽和度および乾燥性が高く、130以上を乾性油、130〜95を半乾性油、95以下を不乾性油に分類する。
ようそでんぷんはんのう【沃素澱粉反応】
でんぷんが沃素によって青紫色を呈する反応。きわめて鋭敏で、微量の沃素またはでんぷんの検出に利用。
ようそひゃくさんじゅういち【沃素一三一】
沃素の質量数131の放射性同位体。半減期8.04日でベータ崩壊する。核実験や原子炉での核分裂生成物で、大気中に放出されると生物体に取り込まれるのが速く、哺乳類では甲状腺や乳腺に濃縮され、癌 (がん) の原因となる。天然には存在しないため、放射能漏れの指標とされ、また医療では化合物がトレーサーとして用いられる。
出典:青空文庫
・・・はなく、実に生命の一要素である。物的環境が正しく調節されることは・・・ 有島武郎「想片」
・・・は超階級的超時代的な要素を持っているもので、よい芸術は、いかなる・・・ 有島武郎「広津氏に答う」
・・・それから微弱な宗教的要素のほかには、因襲的な感情のあるばかりであ・・・ 石川啄木「弓町より」