《形容詞「若い」の語幹から》

  1. 少年

    1. 「—に似合ひたる職なり」〈申楽談儀

  1. 若君。若子。主に身分の高い家の幼い男児をいう。

    1. 「今ははや二人の—をぞ儲 (まう) けける」〈浄・出世景清

  1. (他の語の上に付いて)

    1. ㋐若いの意を表す語。「—夫婦」「—しらが」「—竹」「—武者」

    2. ㋑新しいほうの世代の意を表す語。「—奥様」「—旦那」「—女将 (おかみ) 」

  1. (他の語のあとに付いて)幼少男子の名を表す語。「牛—」

  1. 漢詩に対して、上代から行われた日本固有の詩歌。五音と七音を基調とする長歌短歌旋頭歌 (せどうか) 片歌 (かたうた) などの総称。平安時代以降は主に短歌をさすようになった。やまとうた。

  1. 万葉集題詞にみえる「和 (こた) ふる歌」から》答えの歌。返し歌。

  1. (ふつう「ワカ」と書く)能で、舞の直後または直前にある謡物 (うたいもの) 詞章は短歌形式を基本とする。

出典:青空文庫

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2023年12月