アジアたいへいようきょうぎかい【アジア太平洋協議会】
《Asian and Pacific Council》1966年6月に、ソウルで開催されたアジア太平洋閣僚会議で設けられた地域協力機関。73年に自然消滅。アスパック(ASPAC)。
アジアたいへいようけいざいきょうりょく【アジア太平洋経済協力】
⇒エーペック(APEC)
アジアたいへいようけいざいきょうりょくかいぎ【アジア太平洋経済協力会議】
⇒エーペック(APEC)
アジアたいへいようけいざいしゃかいいいんかい【アジア太平洋経済社会委員会】
《Economic and Social Commission for Asia and the Pacific》国連のECAFE (エカフェ) (アジア極東経済委員会)が1974年に改称・改組されたもの。アジア太平洋地域諸国の経済開発・社会開発を目的とする。日本は1979年に正式加盟。本部はバンコク。ESCAP (エスカップ) 。
アジアたいへいようせんそう【アジア太平洋戦争】
太平洋戦争の別称。また、昭和6年(1931)の満州事変から始まる十五年戦争の別称。アジアから太平洋にかけての広い地域で行われた戦争であることからの名称。
アジアダラー【Asian dollar】
シンガポールなど東南アジアの主要為替・金融市場に集まっているドル資金。
アジアつうかたんい【アジア通貨単位】
アジア開発銀行が2007年3月から公表している、東南アジア諸国連合10か国と日本・中国・韓国の通貨の加重平均値。組み込み比率を参加各国のGDPや貿易額を参考に決める、数字上の共通通貨に相当するもの。為替管理の指標となる。ドル依存からの脱却を図り、アジア地域での資金調達を容易にすることをめざす。ACU (アキュー) (Asian Currency Unit)。AMU(Asian Monetary Unit)。→エキュー(ECU)
アジアてきせいさんようしき【アジア的生産様式】
マルクスが「経済学批判」の序言で、経済的社会構成体の前進的諸時期の最初においた語。この概念の理解をめぐって、原始共同体的生産様式の別名とする説や奴隷制の古代アジア的形態とみる説など諸説がある。
アジアハイウエー【Asian Highway】
アジア各国を結ぶ高規格道路網。1959年、国連採択でプロジェクトが発足。国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP (エスカップ) )が中心になって推進。1号線は東京を起点にし、中国、インドを経てトルコに至る。
アジアばんジーセブン【アジア版G7】
《G7は、Group of Seven(先進7か国財相会議)の略》日本・米国・中国・香港・オーストラリア・シンガポールの6か国・地域による次官級の国際金融会議の俗称。アジアの金融・為替市場の安定を目的に日本が提唱し、平成9年(1997)3月に東京で初会合が開かれた。→ジーセブン(G7)