アモルファスか【アモルファス化】
[名](スル)産業の成熟化に伴い、商品の区別が無定形化すること。無定形化によって区別が困難になること。
アモルファスきんぞく【アモルファス金属】
《amorphous metal》金属が、溶けている状態から急冷し、原子配列が不規則のまま固体となったもの。非結晶金属。非晶質金属。
アモルファスごうきん【アモルファス合金】
《amorphous alloy》合金でアモルファスとなっているもの。非晶質合金。
アモルファスシリコン【amorphous silicon】
原子配列が結晶のような規則性をもたないアモルファス半導体の一。珪素 (けいそ) を主体とし、太陽電池の素子や光センサー、薄膜トランジスター、光メモリー素子に利用される。非結晶シリコン。非晶質シリコン。→アモルファスシリコン太陽電池
アモルファスシリコンたいようでんち【アモルファスシリコン太陽電池】
《amorphous silicon solar cell》珪素(シリコン)を基板上に非結晶質状態で薄膜形成して作る太陽電池。工程が簡単で、膜の厚さが単結晶シリコンの300分の1ですむが、光電変換率は単結晶シリコンの場合よりも劣る。
アモルファスデバイス【amorphous device】
アモルファス相(原子配列が不規則であるが、熱力学的には準安定な状態)を積極的に使った電子デバイス。アモルファスシリコンは、結晶半導体と同様にn型およびp型の価電子制御が可能で、太陽電池に利用する。アモルファス相と結晶相の転移を用いたメモリーデバイスもある。
アモルファスはんどうたい【アモルファス半導体】
原子配列が、結晶のような規則性をもたない半導体。アモルファスシリコンなど。薄膜の形成・加工が容易で、太陽電池の素子や光センサー・薄膜トランジスター・光メモリー素子に利用。非晶質半導体。
アモルファスこうぶんし【アモルファス高分子】
⇒非結晶性高分子
アモルファスカーボンまく【アモルファスカーボン膜】
⇒ダイヤモンドライクカーボン