アルコールいそんしょう【アルコール依存症】
長期にわたって酒類を飲みつづけた結果、飲酒が習慣となり、やめると禁断症状が現れ、精神的にも身体的にも酒類への依存がみられる状態。→アルコール中毒 →アルコール使用障害
アルコールいんりょう【アルコール飲料】
エチルアルコールを含む飲み物。日本酒・ビール・ワイン・ウイスキーなど。製造法では醸造酒・蒸留酒・混成酒の3種に分けられる。酒類。
アルコールおんどけい【アルコール温度計】
着色したアルコールの、温度による体積変化を利用した液体温度計。
アルコールじどうしゃ【アルコール自動車】
エタノール・メタノールなどのアルコールを燃料として走る自動車。現在のガソリン(ディーゼル)エンジンの小改良ですむが、ガソリンなどに比べて熱エネルギーが小さく、出力が低い。
アルコールちゅうどく【アルコール中毒】
多量の飲酒から生じるエチルアルコールの中毒。急性はアルコール飲料を一時に多量に飲んだときに起こり、人事不省、糞尿 (ふんにょう) の失禁、いびき、瞳孔 (どうこう) 散大などを呈し、死亡することもある。慢性はアルコール依存症といい、持続力・意志力などの衰え、肝臓の障害が生じ、禁断症状として手指のふるえや幻覚がみられる。アル中。
アルコールづけ【アルコール漬(け)】
1 保存のために動植物をアルコールに漬けておくこと。 2 俗に、酒びたりになるさま。「宴会続きで—の状態だ」
アルコールはっこう【アルコール発酵】
酵素の作用で糖類がエチルアルコール(エタノール)と二酸化炭素(炭酸ガス)に分解する反応。酵母などの無気呼吸によって起こる。古くから酒造に利用。酒精発酵。 [補説]近年、バガスや藁 (わら) 、廃材などのバイオマスを発酵させてアルコールを作り、燃料として用いる方法が研究されている。→バイオマス燃料
アルコールハラスメント
《(和)alcohol+harassment》酒席でのいやがらせ。酒が飲めない体質の人に、無理やり酒を飲ませようとすること。アルハラ。
アルコールフリー【alcohol-free】
食品・飲料や化粧品などに、アルコールが含まれていないこと。「—ドリンク」
アルコールランプ
《(和)alcohol+lamp》アルコールを燃料とするランプ。科学実験などに使用。 [補説]英語ではspirit lamp