出典:gooニュース
「監督役」だった元裁判官、インサイダー10件「間違いありません」…初公判で「将来に備えたかった」
出向先で金融市場の「監督役」だった裁判官が、市場の信頼を揺るがす前代未聞の不正に及んだとされるインサイダー取引事件の公判が19日、東京地裁で始まった。金融商品取引法違反で在宅起訴され、裁く立場から裁かれる立場になった元裁判官・佐藤壮一郎被告(32)は法廷で淡々と罪を認めた。(中村俊平、岡部哲也) 「良心の呵責」 午前10時。東京地裁713号法廷に
金融庁出向中に“インサイダー”か 初公判で元裁判官「家族のために備え」
金融庁に出向中にインサイダー取引を行った罪に問われている元裁判官の男が初公判で起訴内容を認め「家族のために備えたかった」などと話しました。 元裁判官で金融庁に出向していた佐藤壮一郎被告(32)は、去年4月から9月にかけて、職務を通じて知ったTOB=株式公開買い付けに関する未公開の情報などをもとに10種類の銘柄、合わせておよそ952万円分を買い付けた罪に問われています。
インサイダーで課徴金勧告 清水建設TOB巡り
清水建設が日本道路に株式公開買い付け(TOB)を実施するとの未公表情報を親族から聞きインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は28日、金融商品取引法違反の疑いで、東京都の60代男性に課徴金840万円を納付させるよう金融庁に勧告した。 監視委によると、清水建設の業務委託先の職員がTOB情報を事前に知り、親族の男性に伝達。男性は公表前の2021年11月~22年1月、自分
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