出典:青空文庫
・・・当なる形式はいわゆるエッセーまた随筆の類であろうと思われる。 ・・・ 寺田寅彦「科学と文学」
・・・日常的に論じた彼の『エッセー』の中には、時に大げさな体系的哲学以上の・・・ 西田幾多郎「フランス哲学についての感想」
出典:gooニュース
<朝晴れエッセー>土筆の季節
散歩道に土筆(つくし)を見つけた。土筆に気づくなんて何年ぶりだろう。懐かしい。子供たちが幼い頃に土筆摘みをしたことを思い出した。土筆は枯れ草の中に最初の1本を見つけたらチャンス。周囲に群生があるはずだ。そのコツがわかれば、あとはゲームのような高揚感で夢中になって摘んだものだった。子供たちが成長するにつれ土筆摘みをしなくなったが、この季節は好きだった。最近は、子供たちの
<朝晴れエッセー>後続車
訳あって他県のナンバープレートを付けている。「土地に不案内な人間」と思われるのか、幸いにもあおられたことがない。先日、遠方の仕事に車で出かけた。ふとバックミラーを見ると、後続の運転手と目が合った。たまたまだろうと視線をそらしたが、しばらくしてまた目が合った。というより相手は終始こちらを見ているようだ。慌てて制限速度を確認。時速50キロの道。さほどノロノロ運転をしているつもりはない
<朝晴れエッセー>私の公園デビュー
10カ月ぶりに走り始めた。健康診断の結果を受け、主治医から運動するようにと言われ走り始めたのが20年前。最初は全く走れなかったが、続けていくうちに少しずつ距離も伸び、42キロを走れるまでになった。昨年も大会を目指し走っていたが5月に脳梗塞を発症した。幸い症状は軽く3日で退院し後遺症もなかったが、医者からは激しい運動はやめるよう言われた。それから10カ月が過ぎ、医者からも
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