かねみゆしょうきゅうさいほう【カネミ油症救済法】
《「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」の通称》昭和43年(1968)に発生したカネミ油症事件の患者に対する支援等の施策について定めた法律。平成24年(2012)成立。
かねみゆしょうじけん【カネミ油症事件】
昭和43年(1968)10月に、西日本を中心に発生した、カネミ倉庫社(福岡県北九州市)製の食用米ぬか油による食中毒事件。脱臭工程で熱媒体として用いたPCBが製品に混入し、加熱によりダイオキシンの一種であるPCDFや毒性の強いコプラナーPCBに変化。接収した人に、吹出物・色素沈着などの皮膚症状や、全身倦怠感・しびれ・食欲不振などの症状を引き起こした。累計認定患者数は2295人(平成28年12月末現在)。
出典:gooニュース
終わらぬ「カネミ油症」伝える映画 小倉昭和館で18、19日上映
1968年に発覚し、今も被害の訴えが続く食中毒事件、カネミ油症を伝える記録映画「母と子の絆 カネミ油症の真実」が18、19の両日、北九州市小倉北区の小倉昭和館で上映される。昨夏に完成した映画が、原因企業がある同市の映画館で上映されるのは初めて。制作・監督の稲塚秀孝さん(74)や認定患者ら関係者の舞台あいさつもある。
「カネミ油症の真実」小倉昭和館で18、19日に上映 監督も舞台あいさつ 北九州市小倉北区
1968年に西日本一帯で被害が発覚した食品公害「カネミ油症」のドキュメンタリー映画「母と子の絆 カネミ油症の真実」が18、19日の午前10時から、北九州市小倉北区の小倉昭和館で特別上映される。 両日、上映後に稲塚秀孝監督が舞台あいさつする。19日はカネミ油症被害者全国連絡会の三苫哲也事務局長も参加。
「カネミ油症」の記録映画、熊本・水俣市で上映会 水俣病患者や支援者ら鑑賞
1968年に西日本一帯で被害が発覚した食品公害「カネミ油症」のドキュメンタリー映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」の上映会が13日、熊本県水俣市であった。水俣病患者や支援者、市民ら約40人が参加。水俣病と同様、救済を求める未認定患者が今も多い油症事件への理解を深めた。
もっと調べる