1. (ポルトガル)casta(血統)に由来》インド社会で歴史的に形成された身分制度。インドに侵入したアーリア人が定住する過程形成されたバルナ(四種姓)を起源とするが、社会の複雑化や階級の細分化につれて種々の副次的な階層派生し、その数は2000種にも達するといわれる。各階層ごとに職業交際・通婚・慣習などについて厳格規制がある。1950年の憲法はカーストに基づく差別を否定したが、なお存続。インドではジャーティ(生まれの意)という。→バルナ

  1. 階級制度。社会的階級、地位

  1. 社会性昆虫に見られる役割階層。アリでは、繁殖を行う女王アリ・雄アリ、育児採餌・巣の建設を担う働きアリなどに分かれる。→カースト分化

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出典:gooニュース

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