• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

たんぱく質をはじめとする生体高分子などを急速凍結させ、高分解能でその構造解析する透過型電子顕微鏡試料をセ氏零下270〜160度という低温に保ち、元の構造が破壊されないよう非常に低い線量電子線照射して観察する。低線量のため、そのままではノイズが多い不鮮明な画像しか得られないが、さまざまな方向から得られた画像を多数組み合わせて平均化することによって高分解能の三次元画像を得ることができる。低温電子顕微鏡。クライオEM(cryo-EM)。

[補説]2017年、クライオ電子顕微鏡法の開発に貢献したJ=ドゥボシェ、J=フランク、R=ヘンダーソンがノーベル化学賞受賞した。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。