クールアースパートナーシップ【Cool Earth Partnership】
途上国の気候変動対策を支援するための国際的な資金援助の枠組み。気候変動枠組条約や京都議定書などで規定され、GEF (ジェフ) (地球環境ファシリティー)が暫定的に資金メカニズムとして機能している。平成20年(2008)1月、福田首相がダボス会議で新たな資金メカニズム「クールアースパートナーシップ」構想を発表。地球温暖化による環境被害対策や温室効果ガス排出削減による気候変動緩和に取り組む途上国を対象に、ODAや円借款により5年間で100億ドル規模の資金を供給する。→鳩山イニシアチブ
クールウール【cool wool】
盛夏用に改良した軽くて薄い涼感のあるウール生地のこと。サマーウール。
クールジャズ【cool jazz】
モダンジャズで、冷静で知的な感じの演奏スタイル。1940年代の熱狂的な演奏形式への反動として発生した。→ホットジャズ
クールダウン【cool down】
[名](スル) 1 熱・怒りがさめること。冷静になること。 2 ⇒クーリングダウン
クールダウンストレッチ【cool down stretch】
運動による筋肉の疲れを軽くするための整理運動。
クールビズ
《(和)cool+biz(businessの略)》夏場、会社員や公務員ができるだけ涼しく仕事ができるように軽装になること。ネクタイ・上着なしが基本で、併せて冷房の温度を高めに設定する。環境省が地球温暖化などへの対策として提唱したもの。→ウオームビズ →スーパークールビズ
クールジャパン【Cool Japan】
海外でクール(かっこいい)と捉えられている日本の商品・サービス・文化の総称。アニメ・漫画・ゲームからファッション・高機能製品・食・観光まで多岐にわたる。また、そうした日本の現代文化や製品が外国の人々に受け入れられている現象をいう。 [補説]2000年代初期に、日本のアニメや漫画などのポップカルチャーが世界に通用するソフトパワーとして認識されるようになり、この言葉が使われるようになった。政府も経済再生のための取り組みの一つとして、関連産業を振興・支援する政策を推進している。英国では、1997年にブレア首相が「クールブリタニア」を宣言し、クリエイティブ産業振興政策を実施した。
クールジャパンじぎょう【クールジャパン事業】
ファッション・コンテンツ・食・観光など海外で高く評価される日本の文化・商品・サービスの創出を支援し、海外展開を促進する取り組み。
クールシェア
《(和)cool+share(共有)》環境省が推進するスーパークールビズの取り組みの一。真夏の昼間に各家庭で冷房を使用する代わりに、図書館や公民館、商業施設など冷房設備のある共有スペースの利用を呼びかけるもの。→ウオームシェア
クールブリタニア【Cool Britannia】
1990年代、音楽・美術・ファッションなどさまざまなジャンルの英国文化が国内外で人気を集めた現象。ブレア政権により、国家ブランド戦略として推進もされたが、2000年代に入り収束。