コンポジットインデックス【composite index】
1 指数を構成する複数の指標の変化率を合成し累積した指数。変化の相対的な大きさ・テンポなどを示す。 2 内閣府が発表する景気動向指数の一。生産や雇用など経済活動での、重要で景気に敏感な指標をもとに、前月と比較した各指標の変化量を合成して指数化し、ある年の状態を100(基準年)とした比較値を表示して景気の動向を見る。景気の局面や転換点の判断に有効とされるディフュージョンインデックス(DI)では把握できない、景気の山の高さや谷の深さ、拡張後退の勢いといった量感を示すことができる指数として、国際的にも広く採用されている。景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数がある。平成20年(2008)4月から内閣府は、これまで主流としていたディフュージョンインデックス中心の景気動向指数の公表から、コンポジットインデックス中心の指数の公表へと移行した。CI。
コンポジットえいぞうたんし【コンポジット映像端子】
《composite video interface》⇒コンポジット端子
コンポジットしき【コンポジット式】
《Composite order》古代ローマ建築の列柱様式の一。柱頭の装飾に、ふつうイオニア式の渦巻き文とコリント式のアカンサス葉文とを混合したもの。→オーダー3
コンポジットしんごう【コンポジット信号】
《composite signal》テレビやビデオの合成映像信号。カラーテレビでは、輝度・同期信号などにカラー信号を加えて合成したもの、白黒テレビでは、輝度信号と同期信号などを合成したもの。
コンポジットせつぞく【コンポジット接続】
《composite connection》テレビとビデオデッキ、DVDプレーヤーなどの接続する方式の一。コンポジット信号の入出力に使われる。
コンポジットたんし【コンポジット端子】
《composite interface》映像・音響機器の多くが備えるピン型の入出力端子。テレビとビデオデッキ、DVDプレーヤーなどにおいて、コンポジット信号の入出力に使われる。S端子、コンポーネント端子、D端子に比べ、画質や音質は劣る。
コンポジットビデオしんごう【コンポジットビデオ信号】
《composite video signal》⇒コンポジット信号
コンポジットビデオたんし【コンポジットビデオ端子】
《composite video interface》⇒コンポジット端子
コンポジットすいしんざい【コンポジット推進剤】
ロケットの固体推進剤の一種。酸素を含む酸化剤と燃料となる炭化水素系高分子を混合して硬化させたもの。酸化剤として過塩素酸アンモニウムや過マンガン酸カリウム、燃料としてポリウレタンやポリブタジエンの合成ゴムなどが用いられる。燃焼が安定で、加工も容易という利点があるが、酸化剤が塩素化合物の場合、発癌性をもつ有害物質が生成されるため、代替物の開発が進められている。コンポジット推進薬。混合推進薬。
コンポジットすいしんやく【コンポジット推進薬】
⇒コンポジット推進剤