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トルコ北部の小都市。黒海から約50キロメートル離れた山々に囲まれた谷間に位置する。名称は、古くからサフランの集散地として知られたことに由来する。オスマン帝国時代の14世紀から17世紀にかけて、東西交易を結ぶ隊商都市として発展。築100年から200年の土壁に木の窓枠が並ぶ伝統的な家屋が数多く現存し、1994年、「サフランボル市街」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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