《Basilica di San Giovanni in Laterano》イタリアの首都ローマにある大聖堂。ローマの四大バシリカの一であり、キリスト教公認後、初の教会として知られる。ローマ皇帝コンスタンティヌス1世が同地をローマ教皇に寄進し、4世紀に創建。17世紀にバロック様式の代表的な建築家ボロミーニにより大改築され現在の姿になった。隣接するラテラノ宮殿は14世紀に教皇庁がバチカンに移るまで、歴代教皇の住居だった。1980年、「ローマ歴史地区、教皇領とサンパオロフォーリ‐レ‐ムーラ大聖堂」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。