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フランス中西部、アンドレ‐エ‐ロアール県、ロアール川の支流ビエンヌ川沿いの町。ロアールワインの代表的な産地として有名。ジャンヌ=ダルクがシャルル7世に謁見したというシノン城がある。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
シノンじょう【シノン城】
《Château de Chinon》フランス中西部、アンドレ‐エ‐ロアール県の町、シノンにある城。ロアール川の支流ビエンヌ川の中州に位置する。10世紀の創建。12世紀にイングランド王ヘンリー2世により要塞化され、13世紀初頭、フランス王フィリップ2世が奪還し増改築をした。現在、城門の一部と塔が建築当時のまま残っている。1429年、ジャンヌ=ダルクがシャルル7世に謁見し、イギリス軍からのオルレアンの奪回を進言したことで知られる。ロアール渓谷流域の古城の一つとして、2000年に「シュリーシュルロアールとシャロンヌ間のロアール渓谷」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
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