《「商標法に関するシンガポール条約」の略称》商標の出願手続きの国際的な統一と簡素化を図るための条約。2006年にシンガポールで開催されたWIPO(世界知的所有権機関)の外交会議で採択。2009年発効。日本は平成28年(2016)加盟。STLT(Singapore Treaty on the Law of Trademarks)。
[補説]1994年にジュネーブで
採択された
商標法条約を
改定したもので、電子的手段による
出願への
対応、商標使用権等の登録手続の共通化、手続期間を守れなかった
場合の救済措置に関する
規定などが加えられた。