出典:gooニュース
米経済「スタグフレーションに直面せず」=NY連銀総裁
Derby[11日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日、米経済はスタグフレーション(景気低迷の中での物価上昇)に陥りつつある状況にはないと述べた。ウィリアムズ総裁は講演で「これはスタグフレーションではない」と指摘。
NYの視点:FRBはスタグフレーション懸念も、政策判断困難に、関税で
米連邦準備制度理事会(FRB)は3月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を公表した。トランプ政権が相互関税を発表する前、当局者は関税により今年のインフレが押し上げられる可能性を指摘したことが、明らかになった。大半の当局者はインフレ長期化への懸念も表明。もし、インフレが長引いた場合、困難に直面する可能性を指摘した。労働市場に関しては、「広範に均衡している
米スタグフレーション懸念からリスク回避の動き【クロージング】
さらに、ミシガン大消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準に落ち込んだほか、期待インフレ率が上昇したため、スタグフレーション懸念も強まり、主要な株価指数は大幅に下落した。東京市場はリスクオフの展開となり、日経平均の下げ幅は一時1500円を超えた。また、トランプ関税による米景気後退懸念から円買い意欲が強まり、1ドル=148円台後半と円高に振れたことも重荷となった。
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