出典:gooニュース
日銀の植田総裁、トランプ関税「不確定なところ非常に大きい」…政策金利据え置き
日本銀行の植田和男総裁は19日、金融政策決定会合の終了後に記者会見を開いた。米国のトランプ政権の高関税政策について、「不確定なところは非常に大きい」と述べ、海外経済の不透明感が増しているとの認識を示した。 植田氏は、リスク要因として、米国のトランプ政権の高関税政策を念頭に「各国の通商政策の動き」を挙げた。その上で、「米国経済が世界経済に及ぼす影響、日本経済に及ぼす影響を見極
トランプ関税で生産調整も=工場移転は慎重―自工会会長
日本自動車工業会の片山正則会長(いすゞ自動車会長)は19日の定例記者会見で、トランプ米政権が打ち出した自動車への高関税が4月2日に適用された場合、「例えばかなり生産調整も予測される」と述べた。一方で「(関税が)将来にわたって続くとは考えていない」と指摘し、日本から米国への工場移転に慎重な姿勢を示した。
トランプ関税「7000億円の壁」を乗り越えられるか
また、カナダやメキシコの生産体制を見直し、米国での生産比率を増やすことで、トランプ関税のリスク回避を図る検討も進めている。 自動車メーカー各社も、トランプ関税リスクや市場環境の変化に対応するため、サプライチェーンの再構築を進めている。GMは2025年1月からメキシコ工場で人員削減を実施し、生産を縮小。
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