出典:gooニュース
川崎を走った「トロリーバス」老朽化で解体か? 電車でもバスでもない、謎の乗り物が活躍した過去
そこで、アメリカをはじめ海外での実績があり、動力費の安いトロリーバスが注目されたのだ。また、軌道が不要なトロリーバスは設備投資の面でも有利であり、日本の狭い道路事情からしても、市電よりもトロリーバスのほうが合っていると思われた。こうしたことから、GHQもトロリーバスの導入を強く指導したという。
「日本のトロリーバス」でも今も現役の街あります トラブルも「ならでは」で楽しい!?
日本で最初のトロリーバスが営業運転を始めたのは1928年のこと。それ以降、約96年間にわたる我が国のトロリーバスの歴史が、今回の運転終了によって幕を閉じたことに対し、残念がる声がSNSなどを中心に出ています。 トロリーバスは屋根に取り付けた棒状の集電装置「トロリーポール」を使い、空中に張ったトロリー線(架線)から電気を取り込んでモーターで走ります。
川崎で保存のトロリーバス、老朽化で解体へ 全国に3台「貴重な存在」と惜しむ声 移設構想も条件折り合わず
高度成長期に川崎市内を走り、引退後は同市高津区で保存されてきたトロリーバスが、老朽化のため近く解体撤去されることが分かった。現在トロリーバスは国内で運行されておらず、保存例も全国に3台しかない。「貴重な存在」と惜しむ声も上がる。 トロリーバスは電気で走るバスで、法令上は鉄道の一種。川崎では1951年から67年まで、市交通局が川崎区内に7・3キロの路線を運行していた。
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