出典:gooニュース
ハンセン病、患者名や住所流出か ネット出品、人権侵害の恐れ
明治時代に調査されたハンセン病患者の名前や住所が記載されたとみられる資料が、ネットのオークションサイトに一時出品されていたことが24日、長野県などへの取材で分かった。出品は既に削除されたが、有識者は「重大な人権侵害」と指摘。県は厚生労働省と協議し、回収などの対応を検討している。 サイト上の情報などから出品元とみられる男性は、取材に対し「回答しない」と話した。 長野県などによると、13日から18日の間、サイトにハンセン病の「患者並血統家系調」、「明治三十二年」「大町警察署」と記された台帳が出品。個人の名前や住所などの一部が閲覧できる状態になっていた。
ハンセン病患者の個人情報?ヤフオクに出品 現在は削除
長野県内のハンセン病患者の情報をまとめたとみられる資料が、インターネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品されていたことがわかった。現在は削除されているが、県も出品を把握。「あってはならないこと」として、対応を検討している。 県人権・男女共同参画課によると、出品されていたのは「癩(らい)病患者並血統家系調」と書かれた資料で、表紙にはほかに「明治三十二年」「大町警察署
ハンセン病台帳「ヤフオク」に=患者氏名、病状、閲覧可能―明治時代、長野で作成か
明治時代に長野県の警察署が作成したとみられるハンセン病患者の台帳がインターネットオークション「ヤフオク!」に一時、出品されていたことが19日、分かった。氏名や本籍、病状などが記載されたページの画像も添付され、閲覧可能な状態になっていた。台帳の真贋(しんがん)や流出経路は不明だが、ハンセン病に詳しい敬和学園大(新潟県)の藤野豊教授(日本近現代史)は「県が経路を調べて回収を進め、管理すべきだ
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