出典:gooニュース
「責任、私たち市民にも」 ハンセン病差別解消へ支援団体が絵画展
国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」(熊本県合志市)の入所者が描いた絵画を通じ、ハンセン病への差別や偏見を解消する大切さを知ってもらおうと、元患者の家族や支援者でつくる市民団体「いのちのライツ ハンセン病差別をなくす会ふくおか」などが主催した。 恵楓園入所者の絵画サークル「金陽会」メンバーの作品には、「納骨堂」など国の隔離政策を象徴する園内の風景などが描かれている。
ハンセン病資料館学芸員の不採用は不当労働行為 都労委が救済命令
東京都労働委員会は、国立ハンセン病資料館(東京都東村山市)で労働組合を結成した学芸員2人を不採用としたことが不当労働行為にあたると認定し、2人を採用したものとして扱うよう、資料館を運営する笹川保健財団(東京都港区)に命じる救済命令を9日に出した。これを受け2人は10日、東京都内で記者会見し、「財団は都労委の復職命令を実行し、私たちを職場に戻してほしい」と語った。 命令書によると
漫画「麦ばあ」が伝えるハンセン病 妊娠、出産…差別知るきっかけに
主人公「麦ばあ」の等身大パネルが新たに描き下ろされ、ハンセン病問題を親しみやすく伝えている。 漫画は、ハンセン病がまだ「不治の病」だった戦前を舞台に、強制隔離された架空の元女性患者「麦ばあ」の半生を中心に描かれている。社会復帰した回復者や家族、周囲の若者たちの思いが交錯する長編だ。
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