・・・ Central Park を抜けてミス コーフィールドまで歩き、彼女をつれて、Mrs Sho の処へ行き、部屋を見、かえりに二人でコスモポリタンクラブへ行く。かえりに、ベルギー人のオーツと四人でコーフィールドの家へ来て、・・・ 宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
・・・ 二十三日 森田さんと岩本さんが来たので、Aを呼んで食事をすることにし、チョプスイに行き、かえりにゆっくり Riverside park を歩く。 二十七日 日曜。パリセードよりダイクマンまで長く歩き、夜道をしながら。省吾さんの・・・ 宮本百合子 「「黄銅時代」創作メモ」
・・・一八八三年三月十四日――イエニーの死後三年目の早春に、人類の炬火のかかげ手カール・マルクスはメートランド・パークの家の書斎の肘掛椅子にかけて、六十五年の豊富極まりない一生を閉じた。〔一九四七年一月〕・・・ 宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
出典:青空文庫