ヘリコプタードロップ【helicopter drop】
⇒ヘリコプターマネー
ヘリコプターベン【helicopter Ben】
米国の経済学者で第14代連邦準備制度理事会(FRB)議長のベン=バーナンキに付けられた異名。デフレを解消するには、ヘリコプターから紙幣をばらまくような大胆な金融緩和策が有効、との見解を示したことから。→ヘリコプターマネー
ヘリコプターマネー【helicopter money】
あたかもヘリコプターから現金をばらまくように、中央銀行あるいは政府が、対価を取らずに大量の貨幣を市中に供給する政策。米国の経済学者フリードマンが著書「貨幣の悪戯」で用いた寓話に由来。中央銀行による国債の引き受けや政府紙幣の発行などがこれにあたる。ヘリコプタードロップ。ヘリマネ。 [補説]中央銀行は通常、市場に資金を供給する際、対価として民間金融機関が保有する国債や手形などの資産を買い入れる(買いオペレーション)。ヘリコプターマネーの場合、そうした対価を取らずに貨幣を発行するため、中央銀行のバランスシートは債務だけが増え、それに見合う資産は計上されず、債務超過の状態になる。その結果、中央銀行や貨幣に対する信認が損なわれる可能性があるため、平時には行われない。
ヘリコプターくうぼ【ヘリコプター空母】
⇒ヘリ空母
ヘリコプターごえいかん【ヘリコプター護衛艦】
⇒ヘリコプター搭載護衛艦
ヘリコプターとうさいごえいかん【ヘリコプター搭載護衛艦】
複数の哨戒ヘリコプターを搭載できる海上自衛隊の護衛艦。ヘリコプター護衛艦。DDH(helicopter defense destroyer から)。 [補説]平成27年(2015)に就役したいずも型護衛艦は哨戒ヘリ7機、多用途機2機を搭載し、5機の同時発着艦が可能。全長248メートルの大型艦で、艦首から艦尾まで続く全通甲板を持ち、外見は空母に似ているが、対潜ミサイルや魚雷は搭載していない。
ヘリコプターぼかん【ヘリコプター母艦】
⇒ヘリ空母
ヘリコプターペアレント【helicopter parent】
過保護な親。必要以上に子供の世話を焼きたがる親の行動を、上空から常に監視し、何かあるとすぐに急降下してくるヘリコプターにたとえた語。