ベルギー北西部、東フランドル州の都市。フランス語名ガン。中世に毛織物工業で繁栄した商工業都市であり、鉄鋼・繊維工業が盛ん。園芸地帯を控え、花祭りが行われる。オランダ独立戦争初期の「ヘントの和約」の締結地。聖バーフ大聖堂など歴史的建物が多い。旧市街の繊維会館(ラーケンホール)と鐘楼が、1999年に「ベルギーとフランスの鐘楼群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録。また、13世紀創設のベギン会の修道院があり、1998年に「フランドル地方のベギン会修道院群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。ゲント。