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水平な液体層の下面を一様に加熱、または上面を冷却することで温度勾配をつくりだしたとき、規則的なパターンを伴って生じる対流。液体層の上方からみると、蜂の巣のようなパターンで配列した細胞状の渦の領域が見られる。この個々の渦をベナール渦といい、中心部では上向きの、周縁部では下向きの流れが生じている。1900年にフランスの物理学者アンリ=ベナールが発見し、のちに英国のレイリーが理論的な研究を行った。レイリーベナール対流。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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