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京都議定書によって定められた、各国温室効果ガス排出権の余剰分。旧ソ連や東欧諸国などの生産活動の低迷が続く国々で、削減目標とされる排出量に達していない場合の、その余裕分。

[補説]原義は空手形・でまかせの意。排出権の余剰分は各国間での売買が認められている。そのため、排出権を購入することで数値上の目標だけを達成し、削減努力をしなくなる国が出るおそれのあることから、このように呼ばれる。
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