出典:gooニュース
なくならないボツリヌス菌による食中毒、“レトルトもどき”、乳児へのはちみつにも要注意
保健所の調査で、女性が要冷蔵食品を常温保存していたことが分かり、他に疑わしい食品を食べていなかったことから、この食品によるボツリヌス菌食中毒と推定されている。 ボツリヌス菌は、土壌や水などに広く生息し、酸素が少ない密封状態(瓶詰や缶詰、真空パック)で増殖し強い毒素をつくる。熱に強く、100度程度で長時間加熱しても殺菌できないが、120度で4分間以上の加熱処理で死滅する。
要冷蔵なのに常温保存2カ月 ボツリヌス菌 50代女性搬送
50代の女性は検査の結果、「ボツリヌス菌」による食中毒だったと分かりました。 土や水中などに広く存在し、野菜や果物などの食材に付着していることがあるというボツリヌス菌。
“ボツリヌス菌”による食中毒で50代女性が重症 11月ごろ購入の要冷蔵食品を常温保管…ブルーチーズのような臭いや味も 全身に麻痺症状
また、真空パックなどで膨張・異臭のある場合は、菌が増殖している可能性があるので、絶対に食べないほか、ボツリヌス菌が作り出す毒素は加熱により毒性を失うため、食べる前に十分な加熱を行うことも食中毒の大切な予防策です。
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