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サウジアラビア北西部にある古代都市の遺跡。遊牧民のナバテア人によって建設され、紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて栄えた。古代ローマに征服され、交易の要地としての役割を失い、廃墟になったと考えられている。岩盤を掘り込んで作られ、アッシリアやギリシャの影響を受けた装飾が施された霊廟 (れいびょう) 群のほか、ナバテア文明以前の碑文や洞窟絵画などが残っている。2008年、「アルヒジュルの古代遺跡(マダインサーレ)」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。アルヒジュル。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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