Mani》3世紀にペルシアのマニが創唱した宗教。ゾロアスター教を母体とし、キリスト教仏教の諸要素を取り入れて、光(善)と闇 (やみ) (悪)の二元論的世界観を根本に、禁欲的実践による救済を説く。4世紀を最盛期として西アジアローマ帝国に広まり、6世紀以後はペルシア東部からチベット・中国()など東方に広まったが、13~14世紀に急速に衰えた。中国では摩尼祆教 (まにけんきょう) とよばれた。

[補説]「摩尼教」とも書く。