マールブルクがくは【マールブルク学派】
新カント学派の一。カントの批判主義を論理主義的方向で展開し、数学・自然科学の基礎づけを試みた。代表者はコーエン・ナトルプ・カッシーラーなど。
マールブルグしゅっけつねつ【マールブルグ出血熱】
《Marburg hemorrhagic fever》⇒マールブルグ病
マールブルグねつ【マールブルグ熱】
《Marburg fever》⇒マールブルグ病
マールブルグびょう【マールブルグ病】
《Marburg disease》ウイルス性出血熱の一つ。1967年にドイツのマールブルクなどでワクチン製造のためウガンダから輸入したアフリカミドリザルを扱った研究者ら31人が発症し、7人が死亡した。その後の発生ではコウモリなどからの感染も疑われている。伝染力が強く致命率が高いため隔離治療が必要とされる国際伝染病の一つ。潜伏期間は3〜10日。突発的に発症し、頭痛・筋肉痛・発熱に始まり、激しい嘔吐・下痢がみられ、発疹が全身に広がる。重症の場合、全身の器官に出血傾向が現れ、8〜10日で死亡する場合がある。マールブルグ出血熱。マールブルグ熱。 [補説]1998〜2000年にはコンゴ民主共和国で発生し、149人の患者が確認され123人が死亡。2005年にはアンゴラで388人の発症が確認され324人が死亡した。