
メキシコ東部、ユカタン州の都市。同州の州都。
ユカタン半島北部に位置する。16世紀半ばにスペイン人のフランシスコ=デ=モンテホが建設。現在も州庁舎、人類学博物館、
モンテホの家など、コロニアル様式の建物が残っている。
サイザル麻の栽培が盛ん。周辺に
ウシュマルをはじめとする
マヤ文明の遺跡が多く、観光拠点になっている。

ベネズエラ西部の高原都市。メリダ州の州都。
アンデス山脈の北端、
メリダ山脈中央部西麓に位置する。同国最高峰
ボリーバル山をはじめ、標高5000メートル級の山々を望む。赤道近くの高原の気候のため、コーヒー豆の生産が盛ん。

スペイン西部、グアディアナ川北岸にある都市。
ローマ帝国の植民都市として
オクタビアヌスにより築かれた。3世紀末には「小ローマ」とよばれるほど繁栄し、ローマ劇場、円形闘技場、ローマ水道橋、ディアナ神殿、
トラヤヌス帝の凱旋門などの遺跡が残る。1993年「メリダの遺跡群」として
世界遺産(文化遺産)に登録された。